後場の日経平均は299円安でスタート、あおぞら銀行や霞ヶ関キャピタルなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;35987.62;-299.09TOPIX;2533.42;-17.68
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比299.09円安の35987.62円と、前引け(36024.29円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は35940円-36030円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=146.60-70円と午前9時頃から40銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数が朝安の後に上げに転じ0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は一時小安くなる場面があったがその後は堅調で1.9%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。朝方に比べ、やや円高・ドル安方向に振れていることが、輸出株などの買い手控え要因となっているようだ。一方、前場は日経平均が下落したものの下値の堅い展開となったほか、ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数が底堅く推移していることが東京市場で安心感となっているもよう。
セクターでは、不動産業、銀行業、輸送用機器が下落率上位となっている一方、陸運業、証券商品先物、空運業が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、あおぞら銀行<8304>、エムスリー<2413>、霞ヶ関キャピタル<3498>、レーザーテック<6920>、東電力HD<9501>、りそなHD<8308>、コマツ<6301>、ホンダ<7267>、イビデン<4062>、ダイキン<6367>が下落。一方、第一三共<4568>、サイバー<4751>、TDK<6762>、野村<8604>、JR東<9020>、スクリーンHD<7735>、JR西<9021>、アドバンテスト<6857>、日本M&A<2127>、三井物<8031>が上昇している。
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