日経平均は647円高でスタート、太陽誘電やソフトバンクGなどが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;66128.59;+647.32TOPIX;4067.12;+25.99
[寄り付き概況]
30日の日経平均は647.32円高の66128.59円と3日ぶり反発して取引を開始した。前日29日の米国株式市場は続落。ダウ平均は131.59ドル安の51349.92ドル、ナスダックは22.84ポイント安の26797.54で取引を終了した。サウジアラビアの主要パイプラインが半分復旧し原油安で安心感が広がり、寄り付き後、まちまち。同時に、連邦公開市場委員会(FOMC)当局者の追加利上げを支持する発言で長期金利上昇が相場の重しとなり、下落に転じた。消費者信頼感指数やJOLT求人件数も冴えず、相場は終日軟調に推移し終了。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)が下落したが、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が小幅な下げにとどまったほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇しており、東京市場で人工知能(AI)
関連株や半導体関連株の株価の支えとなった。また、中東情勢の先行き不透明感は継続しているが、海外市場で原油先物価格が下落したことも市場の安心感となった。さらに、日経平均は昨日までの続落で880円あまり下落しており、押し目待ちや自律反発狙いの買いが入りやすかった。一方、昨日の米株式市場で主要3指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外市場で米長期金利が高止まっていることも市場心理を慎重にさせた。さらに、米国で今晩発表される8月のPCEデフレーターや米マイクロン・テクノロジーの6-8月期決算を見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された8月の鉱工業生産指数(季節調整済み)速報値は前月比1.7%低下だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は同1.7%上昇だった。
セクター別では、非鉄金属、機械、ガラス土石製品、金属製品、電気機器などが値上がり率上位、サービス業、石油石炭製品、小売業、水産・農林業、鉱業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、太陽誘電<6976>、SUMCO<3436>、ソフトバンクG<9984>、TDK<6762>、レゾナック<4004>、レーザーテック<6920>、ニデック<6594>、フジクラ<5803>、KOKUSAI<6525>、古河電工<5801>、東エレク<8035>、スクリーンHD<7735>、住友鉱<5713>、住友電工<5802>、ルネサス<6723>、ディスコ<6146>などが上昇。他方、パンパシHD<7532>、日産自<7201>、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、NTT<9432>、三井金属<5706>、中外薬<4519>、イビデン<4062>、ホンダ<7267>、日本製鉄<5401>などが下落している。
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