【東証グロース市場250指数】~2025年相場の振り返りと先物取引の活用法~vol.2
*16:01JST 【東証グロース市場250指数】~2025年相場の振り返りと先物取引の活用法~vol.2
続いて東証グロース市場250指数銘柄のなかから、押さえておきたい銘柄を紹介します。
■AI関連事業が伸長しているFRONTEO<2158>
株価は急伸後に高値圏で推移しており、AI関連として存在感を示しています。主力は創薬支援AIを中心とするライフサイエンスAI事業です。全遺伝子を短期間で解析、新規標的分子を抽出する技術力を強みに、創薬プロセス効率化を狙います。意欲的な中期経営計画を背景として悲連続な成長が焦点です。
■株主還元が充実のランディックス<2981>
株価は右肩上がりのトレンドを維持しており、業績拡大と株主還元強化が評価されています。富裕層向け不動産に特化し、第3四半期も好調を維持、通期予想は上方修正されました。配当引き上げや記念優待の実施により、総合利回りは高水準となっています。成長と還元を両立する銘柄として注目です。
■高収益体質のeWeLL<5038>
訪問介護向けSaaS「iBow(アイボウ)を展開し、契約ステーション数は拡大基調となっています。解約率は極めて低くストック型モデルで高い収益性を誇ります。中期計画では営業利益率40%超を目標 高ROE・高利益体質が強みです。株価は調整をはさみつつも成長期待を背景に高値圏を維持しています。
それぞれ異なる成長ドライバーを持つ3社、指数採用銘柄の中でも注目しておきたい存在です。
それでは最後に東証グロース市場250指数先物取引の特徴を説明します。
取引時間は日中のレギュラーセッション8:45~15:40 クロージングは15:45です。
夜間取引も実施されておりレギュラーセッション17:00~翌5:55 クロージングは6:00です。また祝日取引も可能な商品です。取引単位はグロース市場250指数×1,000円です。
では具体的な投資活用術を2つご紹介します。
まずは高い成長性が期待できるグロース上場企業に投資する活用術です。
グロース市場は成長性が高く起業して間もない若い企業が多く上場している市場なので、グロース市場で成長性が評価されて知名度が上がり時価総額や流動性が高くなると、スタンダード市場やプライム市場へと上場市場の変更を行うケースが多くあります。メルカリがその代表例です。このような高い成長性を秘めた企業に投資したいがなかなか絞り切れない方には、グロース250指数先物を保有することで高い成長性を秘めた企業に投資が可能となります。第2第3のメルカリを自分自身で見つけられなくても「指数先物」を保有することで高い成長性を享受することが可能となります。
次に長期保有している時価総額が大きいグロース上場企業の下落局面での活用です。これは高い成長性に期待して売るつもりはなく長期保有しているケースです。長期的な株式投資なので、いい時もあれば悪い時もあります。その「悪い時」にグロース250指数先物を活用するわけです。グロース250指数先物は時価総額が大きい企業の構成比率が高いので、時価総額が高い企業の影響を受けやすい傾向があります。ですので長期保有している企業の決算が悪く下落が予想できた場合、先にグロース250指数先物を売っておくわけです。仮に大引け後に決算発表があってもグロース250指数先物は夜間取引で売買することが可能ですので、翌日に下落してもグロース250指数先物で対応することが可能です。
一方注意しなくてはいけない点もあります。時価総額が大きい企業が下落しても他の企業が上昇した場合、グロース250指数先物が思いのほか下がらない可能性はあります。ですのでこの方法は「少しでも損失が回避できたらいいな」くらいの気持ちで臨むのがいいかと思います。
このようにグロース250指数を理解して先物も活用することで、投資のスタイルが広がるかもしれません。その時の相場環境などで活用方法は異なりますが、今回の動画が皆様の投資の新たな気付きとなれば幸いです。ご視聴いただきありがとうございました。
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