日経平均は172円高でスタート、三菱UFJやトヨタ自などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;37240.93;+172.58TOPIX;2649.50;+23.18
[寄り付き概況]
4月22日の日経平均は前週末比172.58円高の37240.93円と反発でスタート。19日の米国市場でダウ平均は211.02ドル高の37986.40ドル、ナスダックは319.49ポイント安の15282.01で取引を終了。イスラエルの対イラン報復攻撃が限定された規模でイランも損害はないと主張するなど中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退し、寄り付き後、上昇。ダウは安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。
一方、ハイテクで利下げ期待を受けた買いが後退したほか、動画配信のネットフリックス(NFLX)株の下落に押され、ナスダックは大幅下落。シカゴ日経225先物は
大阪比変わらずの37100円。本日の日経平均は買い先行でスタート。先週の日経平均株価が1週間で2450円ほど下げていたこともあり、自律反発狙いの動きは想定内。ただし、米国ではハイテク株の弱い値動きが目立っており引き続き警戒感が強いとの見方が多いようだ。
東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、東京電力HD<9501>、みずほ<8411>などが上昇。一方、東エレク<8035>やディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>などが下落。業種別では、電気ガス、銀行、空運などが上昇率上位で推移している。
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