後場の日経平均は30円安でスタート、三菱UFJや三井住友などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;33357.68;-30.35TOPIX;2367.01;-5.59
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比30.35円安の33357.68円と、前引け(33338.29円)から下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33350円-33430円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=147円60銭台の推移となっていた。アジア市況は上海総合指数、香港ハンセン指数ともに堅調に推移している。
後場の日経平均はプラス圏に浮上したが、買いは続かず再度失速して前日終値付近でもみ合う展開となっている。エヌビディア決算を見極めたい動きや週末の休場などを見据えて積極的に買い進む動きは限定的か。一方、日米長期金利低下を追い風にグロース250指数は本日も上昇基調が続いており、グロース銘柄へ視線を向けるのも一手だろう。
セクターでは、輸送用機器、卸売業、食料品が下落率上位となっている一方、海運業、鉱業、サービス業が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などの金融株、三菱商事<8058>や三井物産<8031>などの商社株の一角も軟調に推移した。また、トヨタ自<7203>やホンダ<7267>、味の素<2802>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、三菱重工業<7011>なども下落した。一方、東エレク<8035>やソシオネクスト<6526>などの一部の半導体関連株、川崎船<9107>や郵船<9101>などの海運株が堅調に推移。また、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、キーエンス<6861>、TOWA<6315>なども上昇した。
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