後場の日経平均は397円安でスタート、アドバンテストやニデックなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32626.39;-397.39TOPIX;2385.96;-20.04
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比397.39円安の32626.39円と、前引け(32647.72円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は32360円-32430円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=148.20-30円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は小高くなる場面があったがその後軟調で0.5%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で下げ幅を拡大し1.2%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日経平均は昨日までの続落で500円を超す下げとなったにも関わらず、今日の前場は押し目買いらしい動きが見られなかったことから、相場の先安観を指摘する向きがあった。また、ダウ平均先物や香港ハンセン指数、上海総合指数が軟調なことも東京市場の株価の重しとなっているもよう。一方、日経平均は32600円台に位置する75日移動平均線や、32500円台に位置する25日線が下値支持線として意識され、ここからの下値は限定的との見方もあるようだ。
セクターでは、精密機器、鉱業、電気機器が下落率上位となっている一方、電気・ガス業、銀行業、海運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、イビデン<4062>、キーエンス<6861>、村田製<6981>、SMC<6273>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、ニデック<6594>、ソシオネクスト<6526>、リクルートHD<6098>、ファナック<6954>が下落。一方、東電力HD<9501>、ネクステージ<3186>、三菱UFJ<8306>、川崎船<9107>、楽天グループ<4755>、商船三井<9104>、三井住友<8316>、関西電<9503>、日産自<7201>、みずほ<8411>が上昇している。
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