日経平均は49円安でスタート、三菱重やレーザーテックなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;40863.14;-49.23TOPIX;2877.86;-6.32
[寄り付き概況]
7月8日の日経平均は前週末比49.23円安の40863.14円と小幅続落でスタート。5日の米国市場でダウ平均は67.87ドル高の39375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高の18352.76で取引を終了。6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテク株の上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比175円高の41035円。本日の日経平均はやや売り優勢でスタート。ただし、寄り付き後は小幅ながらプラスに転じる場面も見られるなど、朝方は方向感に欠ける動き。本日は需給要因もあって積極的な売買は手控えられやすいとの声が市場関係者からは聞かれている。
東証プライム市場の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、三菱UFJ<8306>、ソニーG<6758>、三井住友<8316>、信越化<4063>などが小幅に上昇。一方、三菱重<7011>、レーザーテック<6920>、ディスコ<6146>、日立<6501>、安川電機<6506>などが小幅に下落。業種別では、医薬品、情報通信、倉庫運輸などが上昇率上位で推移している。
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