日経平均は114円高でスタート、レーザーテックや第一三共などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32517.26;+114.85TOPIX;2383.47;+7.20
[寄り付き概況]
9月25日の日経平均は前週末比114.85円高の32517.26円と5日ぶり反発でスタート。22日の米国市場でダウ平均は106.58ドル安の33963.84ドル、ナスダックは12.18ポイント安の13211.81で取引を終了。
長期金利の上昇が一段落したため、まちまちで寄り付いた。その後、9月サービス業や総合PMI速報値の悪化を嫌気しダウは下落。ハイテクは金利の低下で堅調に推移したが、連邦準備制度理事会(FRB)高官のタカ派発言を受けて終盤にかけ下落に転じた。原油高や年内の追加利上げの可能性、政府機関閉鎖の可能性や自動車労働組合(UAW)のスト継続リスクが警戒され相場は戻り鈍く、下落で終了。
シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比5円安の32265円。本日の日経平均はやや買いが先行。前週の大幅な下落を受けて、いったんは自律反発が意識される展開に。
東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、第一三共<4568>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>、カプコン<9697>などが上昇する一方、三井住友<8316>や川崎汽船<9107>、日本郵船<9101>、ネクステージ<3186>などが下落。業種別では、医薬品、ゴム製品、情報通信などが上昇率上位で推移している。
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