後場の日経平均は575円安でスタート、任天堂や東京海上などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38259.37;-575.73TOPIX;2709.96;-36.26
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比575.73円安の38259.37円と、前引け(38303.39円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38210円-38290円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=155.10-20円と午前9時頃から40銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は概ねプラス圏だが上値は重く0.2%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。前場に円安・ドル高方向への動きとなったことから、政府・日銀による円買い介入への警戒感が強まり、株価の重しとなっているもよう。一方、前場の日経平均が大きく下落したことを受け、目先下げ過ぎとの見方から押し目買いを入れる向きもあり、株価下支え要因となっているようだ。
セクターでは、その他製品、保険業、電気機器が下落率上位となっている一方、海運業が上昇している。
東証プライム市場の売買代金上位では、任天堂<7974>、NEC<6701>、ソニーG<6758>、第一生命HD<8750>、野村<8604>、三菱重<7011>、イビデン<4062>、日立<6501>、三菱商<8058>、東京海上<8766>が下落。一方、霞ヶ関キャピタル<3498>、ローツェ<
6323>、ユニチャーム<8113>、TOWA<6315>、OLC<4661>、郵船<9101>、ソシオネクスト<6526>が上昇している。
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