後場の日経平均は728円高でスタート、出光興産やTOWAなどが高い
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;33424.02;+728.09TOPIX;2371.79;+26.50
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比728.09円高の33424.02円と、前引け(33341.56円)から上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は33360円-33490円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=150.50-60円と午前9時頃からほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数がプラス圏で推移し0.5%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は上昇して始まった後も堅調で2.8%ほど大幅に上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で底堅く推移していることに加え、10月の中国工業生産高、小売売上高などの発表を受けた上海や香港の株価が上昇していることなどが東京市場で安心感となっているもよう。一方、日経平均が33000円台半ばに近付くと利益確定売りが出やすいとの見方があり、積極的な買いを手控える向きもあるようだ。
セクターでは、石油石炭製品、精密機器、電気機器が上昇率上位となっている一方、保険業、銀行業、水産・農林業が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、ツルハHD<3391>、出光興産<5019>、テルモ<4543>、イビデン<4062>、TOWA<6315>、アドバンテスト<6857>、リクルートHD<6098>、ディスコ<6146>、ファナック<6954>、スクリーンHD<7735>が高い。一方、電通グループ<4324>、日本郵政<6178>、みずほ<8411>、三菱UFJ<8306>、ゆうちょ銀行<7182>、NTT<9432>、ヤクルト本社<2267>、メルカリ<4385>、任天堂<7974>、JT<2914>
が下落している。
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