ラキール:ワタキューホールディングスからの「LaKeel DX」シリーズ採用を発表、営業強化施策が進捗
*13:58JST ラキール:ワタキューホールディングスからの「LaKeel DX」シリーズ採用を発表、営業強化施策が進捗
ラキール<4074>は、ワタキューホールディングス(連結従業員数103,815名:2024年6月現在)より、システム開発・運用基盤「LaKeel DX」、ワークフローシステム「LaKeel Workflow」、業務プロセス管理システム「LaKeel Process Manager」を受注したと発表している。
足もとでラキールは、日本住宅ローン、東京製綱、カルビーからのサービス受注を相次いで発表しており、営業強化の施策が実を結びつつあることがうかがえる。
これまで、ワタキューグループの各社ではそれぞれの事業に適した個別の業務プロセス及びシステムを導入してきた。その結果、グループ全体としての業務プロセスの最適化、可視化が難しく、ガバナンス体制の強化が難しいという課題が生じていた。また、労働人口減少といった社会的な課題にグループ全体として対応するためには、シェアード業務体制構築を目標として、グループ全体での業務効率化とガバナンス体制の強化がより一層必要であると判断し、「LaKeel DX」「LaKeel Workflow」「LaKeel Process Manager」の導入を決定したようだ。
今回、ラキールはシステム開発・運用基盤「LaKeel DX」、ワークフローシステム「LaKeel Workflow」、業務プロセス管理システム「LaKeel Process Manager」を提供し、ワタキューホールディングスの経理業務全体のシステム化とグループ全体としてのシェアード業務体制の構築を支援する。
LaKeel DXは「マイクロサービス技術」を活用し、機能を部品として開発し、それらを組み合わせて業務システムを構築できる基盤となる。LaKeel DXの活用によりシェアード業務体制の構築に必要な機能を柔軟に組み込むことが可能になり、グループ各社の業務プロセスを統合することが可能になる。また、構築したシステムはビジネス環境の変化や新たなニーズに即座に対応でき、新しい業務要件の追加や既存プロセスの変更が容易である。この結果、異なる業務フローを一元化し、スムーズな統合を実現できる。さらに、LaKeel WorkflowとLaKeel Process Managerを併用することで業務フローを視覚的に管理でき、進捗状況がリアルタイムで把握できるため、業務プロセスの透明性の向上にも寄与する。
今後、シェアード業務体制実現に向けて下記3段階の構築ステップが進行することになる。
第1ステップ:ホールディングスで方針に沿った基盤システムの設計・開発・構築
第2ステップ:グループ各社の業務プロセスの整理、システムに蓄積されているデータの分析
第3ステップ:グループ全社のシェアード業務体制構築、業務システム化を実現
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