4日のNY市場は続落
[NYDow・NasDaq・CME(表)]
NYDOW;42520.99;−670.25
Nasdaq;18285.16;−65.03
CME225;36955;-405(大証比)
[NY市場データ]
4日のNY市場は続落。ダウ平均は670.25ドル安の42520.99ドル、ナスダックは65.03ポイント安の18285.16で取引を終了した。貿易競争の激化を警戒した世界株安に連れ、寄り付き後、下落。トランプ政権の関税対象国となったカナダやメキシコの首脳が報復措置を主張したため警戒感が一段と強まったほか、景気減速懸念を受けた売りも強まり、相場は一段安となった。その後、一部報道で、トランプ大統領の鉱物資源案を巡る発言を受けてウクライナ停戦期待が再燃し、買い戻しが加速し下げ幅を縮小。ナスダックは半導体エヌビディア(NVDA)などが押し目から買われ、さらに、早期利下げ期待を受けた買いに、終盤にかけ一時プラス圏を回復したが買いが続かず、相場は続落で終了。セクター別では、半導体・同製造装置が上昇した一方、銀行が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比405円安の36,955円。ADR市場では、対東証比較(1ドル149.84円換算)で、日本郵政<6178>、ゆうちょ銀行
<7182>、テルモ<4543>、トヨタ自動車<7203>、リクルートHD<6098>、村田製作所<6981>、三菱UFJFG<8306>などが下落し、全般売り優勢となった。
<ST>