アップルインターナショナル---3Q海外中古車輸出事業ではマレーシア向けの需要が堅調に推移
*10:20JST アップルインターナショナル---3Q海外中古車輸出事業ではマレーシア向けの需要が堅調に推移
アップルインターナショナル<2788>は14日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.9%減の295.27億円、営業利益が同57.1%減の5.26億円、経常利益が同61.5%減の5.16億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同66.5%減の3.41億円となった。
当第3四半期累計期間において、海外中古車輸出事業は、為替相場が円安基調だったこともあり、マレーシア向けの需要が引き続き堅調に推移し、出荷台数が当初の予想以上に増加した。しかし、タイについては、中国製電気自動車の想定以上の増加により、日本製自動車の販売が振るわず、当初予定していた売上総利益の確保が困難な状況になった。また、国内では新車登録台数が回復傾向にあり、中古車相場についても落ち着きつつあるなか、小売及び卸売の1台あたり粗利額は堅調に推移した。
自動車販売関連事業の売上高は前年同期比12.0%減の294.64億円、セグメント利益は同52.6%減の6.26億円となった。
その他事業(リユース流通事業)の売上高は同96.4%増の0.62億円、セグメント損失は0.16億円(前年同期は0.29億円の損失)となった。同社グループは、自動車をはじめとしたリユースビジネスを通じて、持続可能な循環型社会の実現への貢献の一環として、連結子会社のアップルオートネットワークにおいて、2023年10月より時計、貴金属等のブランド品買取事業を行っている。査定から売却までインターネット上で完結するシステムを構築するとともに、東京都内に買取専門店舗を営業している。
2025年12月期通期については、売上高が前期比12.6%減の382.59億円、営業利益が同51.6%減の6.66億円、経常利益が同54.5%減の6.98億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同57.1%減の5.14億円とする11月13日に修正した連結業績予想を据え置いている。
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