【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数は予想下回る、ドル売り後退
*22:07JST 【市場反応】米先週分新規失業保険申請件数は予想下回る、ドル売り後退
米労働市場が発表した先週分新規失業保険申請件数(8/31)は前週比5000件減の22.7万件となった。予想23.0万件を下回り、5月中旬来で最低。失業保険継続受給者数(8/24)は183.8万人と、前回186万人から増加予想に反し減少し、6月中旬来で最低となった。
米4-6月期非農業部門労働生産性改定値は前期比年率+2.5%と、速報値から修正なく、23年10-12月期来で最高の伸び。同期単位労働コスト改定値は前期比年率+0.4%と、速報値+0.9%から予想以上に下方修正された。
ADP雇用統計が予想を下回る結果となったが、新規失業保険申請件数は依然低水準で企業は新たな採用は控えているが、従業員削減には至っていないことが分かった。
米国債相場は伸び悩み。2年債利回りは3.76%から3.71%まで低下したのち下げ止まった。ドル売りも一服。ドル・円は142円85銭の安値から143円04銭まで反発。ユーロ・ドルは1.1120ドルの高値から1.1087ドルまで反落した。ポンド・ドルは1.3180ドルの高値から1.3153ドルまで反落した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数:22.7万件(予想:23.0万件、前回:23.2万件←23.1万件)
・米・失業保険継続受給者数:183.8万人(予想:186.7万人、前回:186万人←186.8万人)
・米・4-6月期非農業部門労働生産性改定値:前期比年率+2.5%(予想:+2.5%、速報値:+2.3%)
・米・4-6月期単位労働コスト改定値:前期比年率+0.4%(予想:+0.8%、速報値:+0.9%)
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