新興市場銘柄ダイジェスト:ワンプラは大幅に反発、ジェイドGがストップ安
*16:37JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ワンプラは大幅に反発、ジェイドGがストップ安
<1401> mbs 721 +48
大幅に3日ぶり反発。10万株(1.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は1.35%。資本効率の向上と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を行うことが目的としている。自社株買いは株主還元につながるとの見方に加え、前日までの続落を受けて値頃感も買いを後押ししているようだ。
<4199> ワンプラ 1234 +108
大幅に反発。24年8月期第2四半期累計(23年9月-24年2月)の営業損益を1.32億円の黒字(前年同期実績3.20億円の赤字)と発表している。自社開発ゲームタイトルの「クラッシュフィーバー」の日本版が好調に推移したことに加え、海外版の収益認識や運営体制の見直し・最適化による外注費など運営費削減効果、費用削減効果で黒字に転換した。通期予想は非開示だが、説明資料によると営業黒字を想定している。
<3558> ジェイドG 1760 -500
ストップ安。25年2月期の営業利益予想を前期比0.9%増の17.00億円と発表している。総合ファッションECモール「マガシーク」のM&Aで取扱高は増加するものの、統合コストや償却費用などで増益率は小幅になる見通し。26年2月期の営業利益目標を35億-40億円とする中期計画も明らかにしている。24年2月期の営業利益はリーボック事業の開始などで70.0%増の16.85億円で着地したが、会社計画(17.50億円)には届かなかった。
<9219> ギックス 1071 +150
ストップ高。24年6月期の期末配当予想を従来の無配から27.00円(前期末実績は無配)に増額修正している。配当方針の変更によるもので、初配となる。来期以降についても「1株当たり中間26.5円、期末27.0円の年間53.5円の普通配当を毎年継続的に実施する方針」という。また、投資費用が当初の予想を超えることから、24年6月期の営業利益予想を従来の3.75億円から1.48億円に下方修正している。
<5025> マーキュリーRI 577 +47
大幅に続伸。8万株(0.56億円)を上限として自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は3.02%。取得期間は16日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と役職員のインセンティブ等に備えた措置。また、25年2月期の営業利益予想は、開発活動の効率化と外注費の削減で前期比23.2%増の0.70億円と見込む。24年2月期は59.1%減の0.56億円で着地した。
<7074> 247 338 -1
朝高後、値を消す。いなよしキャピタルパートナーズ(東京都品川区)が株式公開買付け(TOB)を実施すると発表している。TOB価格は1株につき350円で、TOB期間は16日から5月16日までの予定。TOB成立後も上場は維持する方針。トゥエンティーフォーセブンは賛同の意見を表明している。また、いなよしキャピタルパートナーズ、同社子会社で教育産業のNOVAホールディングス(東京都品川区)などと資本業務提携契約を締結する。
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