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銘柄/投資戦略 2025/11/15 10:00 一覧へ

個人投資家・有限亭玉介:【ペロブスカイト太陽電池】まだまだ注目!高市政権の肝いりテーマ【FISCOソーシャルレポーター】

*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【ペロブスカイト太陽電池】まだまだ注目!高市政権の肝いりテーマ【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2025年11月9日10時に執筆

自然を破壊して設置されるメガソーラーに取って代わる新技術として、ペロブスカイト太陽電池が注目されております。薄くて曲げられる為、建造物の壁や柱などにも設置が可能で、メガソーラーより環境への悪影響は無さそうですねぇ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

高市首相は「これ以上私たちの美しい国土を外国製の太陽光パネルで埋め尽くすことには猛反対」と過去に発言があり、その代わりに国産のペロブスカイト太陽電池を普及させていきたい旨を述べておりました。

当記事でも高市首相が誕生する前からペロブスカイト太陽電池に関しての記事を何度か執筆しており、市場の関心度もずっと高いように思えます。そして高市政権の誕生により、ペロブスカイト太陽電池の普及が加速するのでは…との期待がさらに高まってきたようです。各社で実証実験が繰り返されて、そろそろ市場で見たい気持ちもありますな。

一方で、日本市場から締め出しを食らいそうな中国がペロブスカイトに関しても黙って見ているわけではなく、開発競争は日々激化していると言えるでしょう。ただ、太陽電池の主原料であるヨウ素は日本が世界第2位の産出国であり、その点でも日本に強みがあるはずですよ。ペロブスカイトでジャパンブランドを確立できるのか。高市政権の手腕が問われるところです。

高市首相は原発や核融合、そしてペロブスカイトのような新たな発電手段への投資にも積極的です。AIデータセンターの電力を賄う為にも、ペロブスカイト太陽電池への需要も拡大していく事に期待したいところです。さて、今回はそんな将来性が期待されるペロブスカイト太陽電池の関連銘柄を改めてチェックして参ります。

半導体商社のマクニカHD<3132>は、今年9月に「発電効率をアップしたペロブスカイト太陽電池による苛烈環境下での実証開始」を発表するなど、ペロブスカイト太陽電池の発明者宮坂力特任教授の指導の下で他社と協力して研究を進めているようです。直近でダルトン インベストメンツ インクが同社株を買い増しが明らかになりました。

10月31日に好決算を発表した日本精化<4362>は、ペロブスカイト太陽電池の発電効率を高める正孔輸送材料「Spirokite(スピロカイト)」を手掛けております。26年3月期は過去最高益を更新する見通しで、年初来高値を更新するか監視中。

自動車向け特殊潤滑油に強みを持つMORESCO<5018>は、ペロブスカイト太陽電池向け高機能封止材の思惑で物色されている模様。PER・PBRが割安で今年4月から長期で上昇トレンドを形成してきました。

コネクターやスイッチなどが主力のホシデン<6804>は、2021年にペロブスカイト太陽電池事業に参入して量産化を目指しているとの事。11月7日の決算も好調で上方修正を発表しました。自社株買いも発表し、ペロブスカイト太陽電池の進捗がどうなるか注視していきたいですな。

11月5日の好決算で急動意したAGC<5201>は、建材一体型太陽光発電ガラスを手掛けている事もあり、今後はペロブスカイト太陽電池の活用を視野に関連銘柄としても監視中。年初来高値を更新して、今年はどこまで株価を伸ばすか注視しております。

最後は電子部品製造装置を手掛け、半導体関連でも思惑のあるサムコ<6387>です。過去に京都大学にペロブスカイト太陽電池向けALD装置を納入した実績があり、同テーマとしてもしっかりチェックしていきたいです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず



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