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銘柄/投資戦略 2026/05/22 10:03 一覧へ

グロービング株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)

*10:03JST グロービング株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3) グロービング<277A>

現在はJoint Initiative型(JI型)による経営人財の配置を進めており、一定の成果を得ています。しかし、日本企業の中には当社がまだ関与できていない業界や企業が数多く存在するため、支援先をさらに拡大させていく方針です。
あわせて、現在は3つの「意思決定AI」を共同開発しています。具体的には、企画支援を行う「グロービングくん」、会議を高度化する「AI議事コン」、そして調達の最適化を図る「スペンドインテリジェンス」です。これらをクライアントに使用してもらいながら、暗黙知プラットフォームの原型となるものを構築しています。これらは共同開発費をいただく形で、コンサルティングフィーモデルとして収益化しています。
今後は、この暗黙知プラットフォームをレバレッジとして活用し、利用料課金によるビジネスモデルへと転換していく計画です。
この暗黙知プラットフォームを活用することで、意思決定AIの実装を迅速に進め、早期にビジネスインパクトを創出することを目指しています。これが、私たちが取り組んでいるビジネスモデルの変革です。

創業以来、年率80パーセントから100パーセントという高い水準で成長を続けてきました。今後はAI関連の売上をさらに拡大させるため、まずは数年かけて暗黙知プラットフォームの構築に注力する考えです。
そこを起点として、高成長かつ高利益なモデルを確立します。コンサルタントの人数に依存しない、人の頭数によらない成長を確実に実現していくことが、私たちの目指す姿です。
以上が、当社の企業概要と成長戦略の全体像です。

▲フィスコ 高井
田中様、ありがとうございました。
続きまして、著名投資家のDAIBOUCHOUさんに気になる質問をしていただきたいと思います。それでは、DAIBOUCHOUさん、お願いいたします。


■質疑応答
●DAIBOUCHOU
DAIBOUCHOUです。よろしくお願いします。まず、コンサルティングといっても多種多様ですが、私の認識では、AI活用の必要性を感じながらも、社内の人間関係や立場の都合で変革が進みにくい顧客も多いと考えています。貴社のコンサルタントは、そうした顧客を巻き込み、責任を持って変革を実現させる外部人材というイメージを持っていますが、実際はいかがでしょうか。

■グロービング 田中様
おっしゃる通りです。当社は経営人財としてクライアントの組織に入り込み、AI活用そのものを強力にドライブしています。
我々がお手伝いさせていただいている領域では、AI活用によって効率的になる、あるいは「効率化するので人が少なくていい」ということだけではなく、それによって次の成長を手にしていきたいという経営者の方々や、今いる人たちをより強くするためのAI活用などを、一緒に進めさせていただいています。
まさに、単に背中を押すというよりは、ビジネスインパクトをしっかりと出していくために、経営人財も入りながらAI活用をドライブしていくということをさせていただいています。

●DAIBOUCHOU
つまり、AIを活用した成長戦略を後押ししているということですね。

■グロービング 田中様
その通りです。経営に対して非常に大きなインパクトを与える領域に関与しています。例えば、共同開発とは別のプロジェクトですが、AI活用によって8,000人規模の工数を要していた業務を、4,000人で遂行可能にする取り組みを行っています。これは単なる人員削減ではなく、業務自体の品質をさらに高めることも目的としています。また、クライアント企業内に眠る「匠のノウハウ」といった暗黙知をAIに学習させることで、若手の育成に活用する仕組みも構築しています。これが結果として、企業の競争力を高めることにつながっています。

●DAIBOUCHOU
そうなると、単純な知識提供型のコンサルティングに比べ、経営の内部に深く関与し、成長戦略の策定や人を動かして結果に責任を持つようなコンサルタントは、AIには代替されにくいという理解でよろしいでしょうか。

■グロービング 田中様
おっしゃる通りです。企業経営において、経営者が最終的な意思決定を行う部分や、現場が実際に動いていく部分は、基本的にはAIに置き換えられないと考えています。一方で、その中間にあるホワイトカラーの業務については、すべてではありませんが、ある程度はAIに置き換わっていくはずです。当社は、ビジネスインパクトを出すという結果に対して、人としても責任を持って介入しますし、同時にAIツールも提供します。その両輪で支援していくことが、私たちの役割です。

●DAIBOUCHOU
承知しました。AIが本格的に普及してきましたが、クライアントからの依頼や要望に変化はありますか。

■グロービング 田中様
そうですね。当社の「Joint Initiative型(JI型)」で経営人財を配置するニーズについては、変わらず非常に強くあります。ただ、単なる調査業務などはAIで代替可能になったこともあり、そうした案件は減少している印象です。もっとも、当社はもともと調査のみを請け負うことはなく、組織の内部に入って事業価値を高める支援を主としてきました。そのため、当社が手掛ける領域については、むしろニーズが高まっており、AIの活用を含めてビジネスには追い風が吹いていると感じています。

●DAIBOUCHOU
なるほど。意思決定支援のAIを共同開発し、それをその後にプロダクトへと落とし込んでいく、という流れですね。

■グロービング 田中様
はい、その通りです。

●DAIBOUCHOU
承知しました。次に、御社の事業構造について伺います。粗利率が68パーセントと、競合他社と比較しても非常に高い生産性を維持されていますが、それでもなお、既存の「人工ビジネス」からの脱却を目指されています。なぜ、既存事業の延長線上では不十分だと考えているのでしょうか。

グロービング株式会社×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(4)に続く

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