12日の香港市場概況:ハンセン指数は4日ぶり反落、米利下げ観測の後退などが足かせ
*19:24JST 12日の香港市場概況:ハンセン指数は4日ぶり反落、米利下げ観測の後退などが足かせ
12日の香港市場は4日ぶり反落。主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比233.84ポイント(0.86%)安の27032.54ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が93.00ポイント(1.00%)安の9175.18ポイントで引けた。
米利下げ観測の後退を背景とした前日の米株安が重荷となり、終日売りが優勢となった。とりわけ中国当局による鉄道チケット販売慣行への行政指導が伝わり、ネット関連株への警戒感が強まったことが相場全体の下押し圧力となった。一方で一部の内需関連株には押し目買いも入り、下値では一定の支えがみられたが、投資家は積極姿勢を欠き、指数は安値圏でのもみ合いに終始した。
ハンセン指数の構成銘柄では、インターネット・サービス関連に売りが目立った。美団(3690/HK)が4.5%安、携程集団(9961/HK)が4.0%安、百度集団(9888/HK)が2.9%安と軒並み下落した。米利下げ観測の後退を受けた前日の米株安が投資家心理を冷やし、指数全体の重荷となり、主力ハイテク株中心に売りが優勢となった。
続いて金融・保険も軟調だった。AIAグループ(1299/HK)が2.0%安、平安保険(2318/HK)が0.8%安、工商銀行(1398/HK)が0.9%安と下落した。金利動向を巡る不透明感や米株安の波及が金融株への持ち高圧縮につながった。あわせて消費関連では百威亜太(1876/HK)が5.2%安、蒙牛乳業(2319/HK)が1.9%安と売られ、幅広い業種で利益確定売りが広がった。
反面、資源・エネルギー関連には買いが入った。紫金鉱業(2899/HK)が3.5%高、中国石油化工(0386/HK)が2.9%高、中国海洋石油(0883/HK)が1.6%高と上昇した。商品市況の底堅さを背景に資源株が選好され、指数の下支え要因となった。
中国本土市場は小幅ながら4日続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.05%高の4134.02ポイントで取引を終了した。
<AK>