後場の日経平均は298円安でスタート、第一三共やスクリーンHDなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32379.63;-298.99TOPIX;2375.36;-10.14
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比298.99円安の32379.63円と、前引け(32379.85円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は32130円-32190円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=148.80-90円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は高くなる場面もあったが、その後軟調で0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は軟調に推移し0.8%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。日米長期金利が上昇していることに加え、ダウ平均先物が時間外取引で軟調な動きとなっていることが、東京市場の株価の重しとなっているようだ。一方、前場は日経平均が32400円を下回った水準で下値の堅い展開となったことから、押し目買いを入れる向きもあるもよう。
セクターでは、輸送用機器、電気機器、医薬品が下落率上位となっている一方、保険業、海運業、電気・ガス業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、エーザイ<4523>、第一三共<4568>、スクリーンHD<7735>、イビデン<4062>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、ルネサス<6723>、アドバンテスト<6857>、日産自<7201>、ディスコ<6146>が下落。一方、商船三井<9104>、東京海上<8766>、三井住友<8316>、武田薬<4502>、日本郵政<6178>、郵船<9101>、任天堂<7974>、川崎船<9107>、ネクステージ<3186>、ゆうちょ銀行<7182>が上昇している。
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