後場の日経平均は620円安でスタート、イビデンやソシオネクストなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;31667.16;-620.05TOPIX;2266.56;-20.03
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比620.05円安の31667.16円と、前引け(31666.36円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は31620円-31690円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=146.00-10円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が一時上げに転じる場面があったが概ねマイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は軟調で1.0%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で今晩行う講演内容に関心が向く中、米長期金利は今日も強含みで推移しており、東京市場の株価の重しとなっているもよう。一方、ダウ平均先物が時間外取引で下値の堅い展開となっていることが、東京市場の株価下支え要因となっているようだ。
セクターでは、電気機器、機械、非鉄金属が下落率上位となっている一方、海運業、サービス業、不動産業の3業種が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>、イビデン<4062>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>、スクリーンHD<7735>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、キーエンス<6861>が下落。一方、ゼンショーHD<7550>、川崎船<9107>、OLC<4661>、日本郵政<6178>、商船三井<9104>、オリンパス<7733>、みずほ<8411>、郵船<9101>が上昇している。
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