個人投資家・有限亭玉介:【AIデータセンター】再び関連株に物色の動き!今注目の6銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【AIデータセンター】再び関連株に物色の動き!今注目の6銘柄【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2025年6月22日10時に執筆
急な猛暑でエアコンを点けっぱなしにすると電気代が心配ですねぇ。しかし、データセンターがこれほど新設される前でも電力不足への懸念はありましたので、今年の夏は特に電力不足…なんて事にならないかとちょっと心配になりますな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
データセンター需要の拡大によって、節電技術や冷却設備、電線や各種部品を手掛ける銘柄にも思惑が広がってきました。データセンターの新設により電力需給が逼迫する事は目に見えているわけですから、政府も早急な対策が必要になるでしょう。東京都は既に「データセンター高効率化実装促進事業」で公募を行い事業者が選定されたようです。
データセンターは首都圏と関西圏に9割近くが集中しているとも言われており、このままですと灼熱の東京が、輪を掛けて暑くなるような気がしますな。データセンター関連として冷却設備への注目も集まっているなかで、データセンター向けに限らず省電力で温度を下げる新技術が生まれる可能性にも期待したいところです。
ここ最近は生成AIがあらゆるサービスに組み込まれて、AIの活用が遅れている日本でもさすがに活用する場面が増えてきました。そうなると、これ以上にデータセンターが増えるのか、はたまた小型化や省力化の新技術が誕生するか注視していきたいですよ。
諸外国ではAIがもたらした業務効率化によって、事務仕事や単純労働の現場でリストラが見られるようになりました。戦争で使われるドローンでも当然AIが導入されており、公にせずともそれらを支える技術を持つ企業はあるはずです。遊びの延長であった文章やイラストを超えて、人間の生活を脅かすAIへ進化しつつありますねぇ…。
さて、今回はAIデータセンター関連銘柄にスポットを当てていきますが、まずはSCSK<9719>です。システム開発および運用を主力とする同社は、データセンター分野では先駆的存在として投資家に認識されている模様。チャートも長期で上昇トレンドを形成しており、今年に入り時価総額は1兆円の大台を突破しました。どこまでこの勢いが続くのか引き続き注視したいです。
過去に政府クラウドに認定されて動意した経緯があるさくらインターネット<3778>も、AIデータセンター関連としてチェックしておりますよ。材料が豊富で直近では「日本語版医療特化型LLMの社会実装に向けた安全性検証・実証」でNEDOと受注契約したと発表しました。業績の安定感は欠いても、個人投資家の人気は高いと見ております。
じわじわと業績拡大しているさくらケーシーエス<4761>は、ソフト開発やデータセンターが主体です。チャート(日足)は25日線・75日線を上回った後は、上昇トレンドを形成できるか。PBRも1倍割れです。
データセンターの冷却設備や省電力化で思惑のあるダイダン<1980>は、直近の決算発表も好調となりました。26年3月期は最高益を更新する見通しで、チャートもこのまま上場来高値を更新し続けるか監視中。高値圏でPER10倍台は、まだ上振れ余地があるか…。
クリーンルームなど設備工事を手掛ける朝日工業社<1975>は、直近で年初来高値を更新しました。同社はデータセンター向け空調技術でも思惑があります。26年3月期は最高益を更新する予想で、同社もPERは割安です。
最後は大容量データ通信に対応した高周波数製品の技術力に定評があるリバーエレテック<6666>をチェックして参ります。水晶振動子を主力とする電子デバイスメーカーの同社は、小型株ながら海外売上が約9割という点も惹かれますな。データセンター向けで業績拡大の可能性から、直近で思惑買いを呼び込んで動意したようです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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