後場の日経平均は47円高でスタート、三菱重や伊藤忠などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38768.94;+47.28TOPIX;2720.52;+12.10
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比47.28円高の38768.94円と、前引け(38761.02円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38730円-38840円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=155.80-90円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が概ね小幅安水準で推移し0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数下げて始まった後に一時上昇する場面があったが上値は重く0.6%ほど下落している。
後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。外為市場で円相場が朝方に比べ円安・ドル高方向に振れていることが東京株式市場の株価下支え要因となっているもよう。一方、引き続き米国のトランプ次期政権の政策に対する警戒感が意識され、また、今晩米国で10月の米卸売物価指数(PPI)が発表されることもあり、積極的な買いは限定的のようだ。
セクターでは、非鉄金属、卸売業、倉庫運輸関連が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業、金属製品、石油石炭製品が下落率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、三井E&S<7003>、TOYO<5105>、THK<6481>、メルカリ<4385>、住友電工<5802>、クボタ<6326>、三菱重<7011>、古河電工<5801>、三菱電<6503>、伊藤忠<8001>が高い。一方、関西電<9503>、北海電力<9509>、すかいらーくHD<3197>、レーザーテック<6920>、三越伊勢丹<3099>、東エレク<8035>、ディスコ<6146>、7&iHD<3382>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>
が下落している。
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