東証グロース市場250指数先物概況:米PMIを前に売り優勢
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:米PMIを前に売り優勢
3月24日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比5pt安の655pt。なお、高値は666pt、安値は655pt、日中取引高は1290枚。先週末の米国市場のダウ平均は小幅反発。スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)や物流のフェデックス(FDX)の冴えない見通しを警戒し、寄り付き後、下落。シカゴ連銀のグールズビー総裁が関税によるインフレへの影響を「一過性」と繰り返したため、FRBの対応の遅れを警戒した売りに加えて、本日は、株価指数の先物やオプションなど4商品の清算日が重なる日で、テクニカルな売りが目立ち一段安となった。その後、航空機メーカー、ボーイング(BA)の上昇が相場を支援したほか、トランプ大統領が会見で、相互関税を巡り柔軟性があると述べたため警戒感が後退し、終盤にかけ相場はプラス圏を回復し終了。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt安の659ptからスタートした。朝方は小高く推移したものの、その後失速。引き続き、25日移動平均線超では売り圧力が強まった。グロース市場の固有材料が乏しい中、今晩米国で、3月のPMI発表を控えているため、引けにかけて持ち高調整が加速。小動きながらも本日安値となる655ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、サンバイオ<4592>
やテラドローン<278A>などが下落した。
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