ドラフト---24年12月期は売上高、各段階利益とも過去最高、期末配当の増配を発表
*17:37JST ドラフト---24年12月期は売上高、各段階利益とも過去最高、期末配当の増配を発表
ドラフト<5070>は14日、2024年12月期連結決算を発表した。売上高が前期比14.7%増の122.76億円、営業利益が同17.5%増の10.22億円、経常利益が同19.9%増の10.17億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.2%増の6.46億円となり、結果として、売上高、各段階利益ともに過去最高となった。
ディスプレイデザイン・建築デザイン・その他の売上高は59.07億円(前年同期比108.9%)、オフィスデザイン・プロジェクトマネジメント・その他の売上高は63.69億円(同120.7%)となった。
「レギュラープロジェクト」を収益基盤としつつ、独自組織として設置している「山下泰樹建築デザイン研究所」を中心に「プロポーザルプロジェクト」「リーディングプロジェクト」で新たな事業の形、新たなデザインの価値を自ら創出する取り組みを推進した。こうした活動をベースとして同社グループが提供するデザインへのニーズは引き続き旺盛であり、デザイン会社としての成長とともにプロジェクトの規模が大型化した。その結果過去最高の売上高となった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.3%増の133.00億円、営業利益が同12.4%増の11.50億円、経常利益が同9.1%増の11.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.7%増の6.70億円としている。
また、2024年12月期の業績が過去最高益を達成したことを機に、同日、2024年12月期の期末配当金を前回予想から5.00円増配の12.00円とすることを発表した。これにより1株当たり年間配当金は12.00円(前期比6.00円増配)となる。以降も将来の事業展開と経営体質強化のため、必要な内部留保を確保しながら、累進配当の継続的な実施を基本方針とし、可能な限り毎期の増配を目指す。
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