東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い動きか
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い動きか
本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い動きを想定する。前日12日のダウ平均は82.55ドル安の41350.93ドル、ナスダックは212.35ポイント高の17648.45で取引を終了した。消費者物価指数(CPI)が予想以上に鈍化したため利下げ期待に買われ、寄り付き後、上昇。政府が鉄鋼、アルミニウム関税を発動したことに加え、欧州やカナダが報復関税計画を発表したため、貿易摩擦悪化リスクに警戒感が強まり、ダウは売りに転じた。半導体のインテル(INTC)などハイテクで買戻しが目立ちナスダックは終日堅調に推移し、まちまちで終了。本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い動きを想定する。大きな上値抵抗となっていた5日移動平均線を明確に上抜いてきたことに加え、日足のパラボリックが陽転したことで、買い戻しが進む可能性がある。日足のRSIは40%台前半に位置するなど過熱感もなく、テクニカルは買い手優位を示唆している。25日移動平均線(663.7pt)が上値抵抗として意識されそうなほか、引き続き為替動向に留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比2pt高の655ptで終えている。上値のメドは665pt、下値のメドは645ptとする。
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