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銘柄/投資戦略 2025/08/23 10:00 一覧へ

個人投資家・有限亭玉介:【ジャパンブランド】日経平均が最高値更新で強力トレンドの6銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:【ジャパンブランド】日経平均が最高値更新で強力トレンドの6銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2025年8月16日15時に執筆

毎年この季節になりますと「夏枯れ」というタイトルで記事を執筆しているのですが、どうも今年は枯れるどころか日経平均が最高値を更新しました。お盆も終え、海外勢の休暇明けの頃合いとなれば、相応の売りが出る可能性も注意していきたいですね。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

お盆休みと油断していたら、8月12日に日経平均は再び最高値を記録しましたな。その後も勢いに乗っておりますよ。日米の関税交渉の中身そのものは日本側の完敗という印象ではありましたが、気になる米中関税戦争は適用停止期限を延長したようです。状況が目まぐるしく変化し過ぎて、材料が出る度に市場が反応しているようにも思えます。

やはり景気の善し悪しというよりは、米FRBの利下げ期待が先行しているようです。毎月のCPIの発表やFOMCでのパウエル議長の発言に注目が集まる事になるでしょう。それにしても、海外投資家の買いの強さには驚かされますな。つい先日までは、グロースの強さが目立っていましたが、改めて大型株への資金流入も確認できました。

今の相場は業績相場というよりは利下げなどの金融緩和への期待による上昇とも言えるでしょう。これほどの強気相場ですからチャンスを逃すまいという気持ちを持ちながらも、利益確定売りが来たタイミングには適宜、備えておきたいところです。

業績相場ではないからこそ、業績好調の銘柄はしっかりチェックして仕込んでおきたいという気持ちもあります。強気ムードでも業績軟調なら、突然の下方修正で目が覚めたように暴落するかもしれませんからねぇ。今回はジャパンブランドとして機関投資家にも認知された銘柄をメインにピックアップしてみました。

「ハローキティ」などライセンス事業を拡大しているサンリオ<8136>は、8月8日の決算後に急動意すると一気に年初来高値を更新しました。「サンリオピューロランド」がインバウンド効果に加えて、暑さを避けられる屋内テーマパークという事でも人気化しているようですねぇ。上方修正で最高益を上乗せし、長期で上昇トレンドを形成しております。

「オニツカタイガー」の爆発的な人気が業績寄与しているアシックス<7936>も、過去最高益を更新中です。8月13日の決算と併せて上方修正を発表すると、大陽線を形成しましたな。製造業なので関税の影響があるか、しっかり監視を強めて参ります。

バドミントンやテニスで認知度が高いヨネックス<7906>は、1Q決算の営業利益が前年同期比で89.1%増益となりました。窓を開けて動意したチャート(日足)が、改めて上昇トレンドを形成するか監視中です。

時計ブランドとして知られるセイコーグループ<8050>は、8月8日の決算で上方修正と増配を発表しました。野村證券は同社の目標株価を8000円に設定しております。インバウンド関連としてもチェックです。

長期で株価が低迷していたシャープ<6753>は、ここに来て底を打って反発しました。8月8日の決算と併せて上方修正し、チャート(日足)は25日線・75日線を上回っております。中長期で上昇トレンドを形成できるか注視したいです。

眼鏡の製造販売を手掛けるジンズHD<3046>は、お手頃価格の眼鏡がインバウンドにも好評な様子。既存店売上高は30ヶ月連続で前年同期を上回る驚異的な記録を更新中ですな。チャート(日足)は4月に窓を開けて動意した後は高値圏でやや下落基調となっているものの、業績の安定感を見るとむしろ好機か…。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

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