豪ドル週間見通し:下げ渋りか、米ドル・円の相場動向が手掛かり材料に
*14:19JST 豪ドル週間見通し:下げ渋りか、米ドル・円の相場動向が手掛かり材料に
■弱含み、日銀追加利上げを警戒
今週の豪ドル・円は弱含み。米長期金利の高止まりを警戒した豪ドル売り・米ドル買いは一巡したが、日本銀行による1月利上げ観測が浮上し、週後半はリスク回避の豪ドル売り・円買いが優勢となった。原油高が一服したことも嫌気されたようだ。取引レンジ:96円07銭-97円92銭。
■下げ渋りか、米ドル・円の相場動向が手掛かり材料に
来週の豪ドル・円は下げ渋りか。短期的には米ドル・円の相場動向が手掛かり材料となりそうだ。日本銀行は今回の会合で政策金利を引き上げる可能性があるが、現時点で日豪金利差が大幅に縮小するとの見方は少ないようだ。米ドル・円が下げ渋った場合、リスク回避的な豪ドル売り・円買いは抑制される可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:95円50銭-98円00銭
<FA>