城南進研 Research Memo(10):配当金と株主優待を合わせた年間投資利回りは6%水準に
*12:10JST 城南進研 Research Memo(10):配当金と株主優待を合わせた年間投資利回りは6%水準に
■株主還元策と上場維持基準
1. 株主還元策
城南進学研究社<4720>は株主還元を経営上の重要課題と位置付けており、配当方針について安定した配当を継続することを基本方針としている。2025年3月期は内部留保の蓄積を優先し無配としたが、2026年3月期の1株当たり配当金は記念配当2.0円※を付加し7.0円とした。2027年3月期については普通配当で5.0円を予定している。また、株主優待制度については、毎年3月末に100株以上保有、かつ1年以上継続保有する株主に対してQUOカードを贈呈している。保有株式が100株以上の場合は1,000円分、500株以上の場合は2,000円分、1,000株以上の場合は5,000円分を贈呈する。配当金と株主優待制度を合わせた年間投資利回りを2026年7月14日終値(242円)で計算すると、100株保有の場合で6.2%となる。
※ 2025年9月に代表取締役社長の異動を伴う社内体制の刷新を記念し、2.0円の記念配当を実施した。
2. 上場維持基準について
同社は東証スタンダード市場の上場維持基準のうち、流通株式時価総額(1,000百万円)のみ不適合の状態が続いていたが、2026年3月末時点において1,080百万円(株価287円※)となり、すべての基準に適合したことを発表した。ただ、その後の株価低迷で再び流通株式時価総額は基準を下回って推移している(流通株式数が同じと仮定すれば株価266円が目安となる)。同社では、業績を計画どおり再成長軌道に乗せること、また適時適切な情報開示とIR・広報活動を強化するなど、企業価値向上に向けた取り組みを継続することで、上場維持基準をクリアしていく考えだ。
※ 2026年1~3月の日次株価の終値平均。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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