米国株見通し:伸び悩みか、休暇を控え取引は縮小
*13:49JST 米国株見通し:伸び悩みか、休暇を控え取引は縮小
(13時30分現在)
S&P500先物 6,034.50(-1.50)
ナスダック100先物 21,740.00(-13.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は10ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
23日の主要3指数は続伸。序盤の軟調地合いから切り返しナスダックとS&Pは2日連続のプラス、ダウは66ドル高の42906ドルと3日連続のプラスを確保した。この日の耐久財受注や消費者信頼感指数はいずれも予想外に弱く、景況感の悪化を嫌気し消費関連が売られた。半面、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策への期待が広がり、長期金利の上昇を抑制。それを受け、半導体を中心にハイテクが買われ相場を押し上げた。
本日は伸び悩みか。クリスマス休暇入りで手がかりが乏しいなか、前日の低調な経済指標を受け緩和的な金融政策への根強い期待感から買いが入りやすい。また、トランプ次期政権への思惑も継続。特に来年の減税効果が高まるなか、業績改善を先取りした買いが相場を支えるとみる。前日に続き長期金利の上昇が抑制されれば、ハイテク選好地合いとなり、相場を牽引。ただ、年末年始休暇に向け取引は薄くなり、上昇は小幅にとどまる。
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