新興市場銘柄ダイジェスト:PRISMBioは反発、FフォースGが急騰
*15:41JST 新興市場銘柄ダイジェスト:PRISMBioは反発、FフォースGが急騰
<5258> TMN 426 +15
上昇。ローソンへ同社の札幌圏の地域マネー「SAPICA」(サピカ)の決済サービスが採用された。これにより、北海道のローソン全店舗(728店舗:25年8月末時点)で「SAPICA」による支払いおよびチャージが可能になる。同社は16年に全国のローソンに対して電子マネーとクレジット決済サービスの提供を開始し、365日24時間のサービス提供・保守対応等を行っている。23年には熊本エリアの地域マネーの決済サービスをローソンに導入しており、今回の「SAPICA」が2例目となる。
<7047> ポート 1827 +59
反発。Second FoundationグループのSecond Foundation Japanと系統用蓄電所事業の運用において業務提携した。Second FoundationはEU域内の時間前市場における電力取引の約8%を担い、アメリカや日本等28か国で事業を展開している。SFJが持つ高度なアグリゲーション技術と同社が手掛ける系統用蓄電所事業を組み合わせ、系統用蓄電所の最適な運用を図り、同社取引先の電力事業者の電力調達支援及び系統用蓄電所事業の収益最大化を目指す。
<7068> FフォースG 735 +99
急騰。26年5月期通期業績予想の上方修正を発表し、好材料視されている。売上高を49.23億円から50.81億円(3.2%増)へ、経常利益を18.23億円から20.26億円(11.1%増)へ上方修正した。プロフェッショナルサービス事業の売上が6月から9月にかけて想定を上回って好調に推移した。また、グループ内組織再編に伴う繰越欠損金の引継ぎ可否を検討した結果、繰延税金資産を計上することとしたとしている。またあわせて、26年5月期第2四半期連結累計期間の業績予想も引き上げている。
<166A> タスキHD 677 +12
反発。バリュークリエーションと空き家・古家DXにおいて戦略的パートナーシップの締結に合意した。第1フェーズとして、以下の取り組みを通じ不動産流通のさらなる加速を実現し、新たな事業価値の創出を目指す。<1>「解体の窓口」ユーザーのうち物件売却を希望するケースをタスキパートナーズへ送客し、空き家の解体だけでなく土地を含めた物件処分までカバーするトータルソリューションを提供<2>同社グループ事業で発生する解体工事について、「解体の窓口」プラットフォーム活用による工事費削減と事業機会の増加。
<206A> PRISMBio 170 +10
反発。エーザイと共同創出したE7386について、欧州臨床腫瘍学会年次総会において、エーザイが臨床試験結果とバイオマーカー探索結果を発表する。エーザイが実施しているE7386とレンバチニブの併用療法を評価する進行中の非盲検臨床第Ib相試験拡大コホートの予備解析およびバイオマーカー探索が報告される予定である。E7386とレンバチニブの併用療法はプラチナ製剤を含む化学療法および抗PD-(L)1免疫療法の進行性子宮内膜がん患者に対する有望な抗腫瘍効果と管理可能な安全性が示されている。
<1436> グリーンエナ 2392 +18
反発。17日の取引終了後に、鹿児島県鹿屋市における系統用蓄電池施設(定格出力1,999kW、公称容量8,000kWh)の受注契約を締結したことを発表し、好材料視されている。系統用蓄電池は、再生可能エネルギーの発電量変動を調整し、電力系統の安定化を図るために活用される大容量蓄電システムである。特に、近年の脱炭素社会の推進に伴い、電力の需給調整を行う蓄電池の重要性が高まっており、同社はこの分野におけるリーディングカンパニーとして、最適なソリューションを提供していくとしている。
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