新興市場銘柄ダイジェスト:アクアラインは連日で年初来高値を更新、イメージ情がストップ高
*15:22JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アクアラインは連日で年初来高値を更新、イメージ情がストップ高
<6173> アクアライン 1000 +115
連日で年初来高値を更新している。東証が制限値幅の上限を600円に拡大している。下限は通常通り150円。基準値段は885円で、ストップ高は1485円、ストップ安は735円となる。目立った手掛かりは見当たらないものの、アクアライン株は29日に約3カ月ぶりに年初来高値を更新したほか、25日移動平均線が200日移動平均線を上抜けるなど先高観が広がっており、買いが買いを呼ぶ展開になっているようだ。
<6573>アジャイル 1614 +114
一時ストップ高。東証から特設注意市場銘柄の指定を30日付で解除する旨の通知を受領したと発表している。内部管理体制上の不備が認められたとして、アジャイルメディア・ネットワーク株は22年6月16日付で特設注意市場銘柄の指定を受けていた。今般、内部管理体制の改善などが認められたという。また、連結子会社のコンフィ(東京都港区)が新たな事業としてM&Aアドバイザリー事業を開始することを明らかにしている。
<3803>イメージ情 524 +80
ストップ高。連結子会社のイメージ情報システム(東京都千代田区)がエンターテインメント事業者向け会員座席継続支援サービスの拡販を開始したと発表している。会員が年間またはシーズンで確保している座席契約の更新確認や変更手続きを簡単にできるサービス。継続案内通知をアウトソーシングできるほか、会員の契約意思確認や席替え希望をリアルタイムで確認可能という。
<9227> マイクロ波化学 1752 +70
大幅に4日続伸。日本ゼオン<4205>とマイクロ波プロセスを適用したエラストマー製造事業の実証開発契約を締結したと発表している。エラストマー製造プロセスの一部にマイクロ波技術を適用することで、エネルギー源の電化に加えて従来プロセスの革新を実現するとしている。エラストマーは弾性のある高分子材料で、日本ゼオンはエラストマー素材事業として合成ゴム、合成ラテックス、化成品を取り扱っている。
<5243>note 509 -3
もみ合い。横須賀市とともにAIを活用した全国の自治体のデジタル化事例が集まるポータルサイト「自治体AI活用マガジン」を開設したと発表している。参加する自治体は横須賀市と東京都、神戸市、つくば市、千葉市など11自治体。前日の取引時間中に画像生成AIを搭載したデザインツール「Adobe Express」とメディアプラットフォーム「note」が連携したと開示したことも引き続き買い材料視されているようだ。
<4371> CCT 2975 -360
大幅に反落。238万6000株の株式売出し、35万株のオーバーアロットメントによる株式売出しを実施すると発表している。自社株式の分布状況の改善と流動性の向上が目的で、将来的には東証プライム市場への移行を目指す。また、40万株(10億円)を上限として自社株を取得する。発行済株式総数(自社株を除く)に対する割合は2.30%。株主還元の強化と資本効率の向上を図るとともに、株式売出しによる株式需給への影響を緩和させる。
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