東証グロース市場250指数先物概況:日米金融政策イベントを通過で巻き戻し
*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:日米金融政策イベントを通過で巻き戻し
12月19日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比2pt高の621pt。なお、高値は622pt、安値は606pt、日中取引高は4159枚。前日18日の米国市場のダウ平均は10日続落。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え様子見気配が強まる中、寄り付き後はまちまち。前日まで下げが続いていたダウ平均は主力株の一部に買いが入り上昇した一方、ナスダックは小幅に下落して始まった。FOMCでは予想通り主要政策金利が0.25%引き下げられたが、25年の利下げ予想が従来予想から減少したことが失望され、下落。その後長期金利の上昇に伴い下げ幅を拡大し、終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比8pt安の611ptからスタートした。米国株安やVIX指数の急上昇を受けて、朝方は売り優勢の展開。一方で、日米金融政策イベントを通過したことによる安心感に加え、一部で、トランプ関税が警戒される米国株から日本株への資金シフトの思惑などもあり、売り一巡後のグロース市場は堅調に推移した。引けにかけては騰勢を強め、高値圏となる621ptで取引を終了した。
東証グロ-ス市場の主力株ではMTG<7806>やispace<9348>などが上昇した。
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