後場の日経平均は200円安でスタート、三菱重や日本製鉄などが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;38163.43;-200.18TOPIX;2619.65;-12.65
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比200.18円安の38163.43円と、前引け(38188.85円)からやや下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38140円-38200円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.90-150.00円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後は堅調で1.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝安の後は上げに転じ上昇幅を広げ2.6%ほど上昇している。
後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。ダウ平均先物が時間外取引で弱含みで推移していることが東京市場の株価の重しとなり、また、米半導体大手エヌビディアの決算を確認したいとして積極的な買いを手控える向きもあるもよう。一方、前場の日経平均が下落したもの下値の堅い展開となったほか、香港ハンセン指数や上海総合指数が堅調なことなどが東京市場で安心感となっているようだ。
セクターでは、保険業、鉱業、石油石炭製品が下落率上位となっている一方、その他製品、ゴム製品、海運業が上昇率上位となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、アドバンテスト<6857>、SMC<6273>、ディスコ<6146>、INPEX<1605>、三菱重<7011>、ソフトバンクG<9984>、レーザーテック<
6920>、日本製鉄<5401>、スズキ<7269>、ソニーG<6758>が下落。一方、あおぞら<8304>、任天堂<7974>、ブリヂストン<5108>、バンナムHD<7832>、楽天グループ<4755>、商船三井<9104>、日立<6501>、川崎船<9107>、郵船<9101>、リクルートHD<6098>
が上昇している。
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