日経平均は250円高でスタート、レーザーテックや任天堂などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;32818.15;+250.04TOPIX;2350.44;+13.72
[寄り付き概況]
11月13日の日経平均は前週末比250.04円高の32818.15円と反発でスタート。10日の米国市場でダウ平均は391.16ドル高の34283.10ドル、ナスダックは276.66ポイント高の13798.11で取引を終了。長期金利の低下で買いが先行し、寄り付き後、上昇。その後、アトランタ連銀のボスティック総裁やサンフランシスコ連銀のデイリー総裁がインフレ対処でまだやるべきことがあると追加利上げの可能性も除外せず、さらに、ミシガン大消費者信頼感指数の期待インフレ率が予想外に上昇したため一時伸び悩んだ。
しかし、市場の利上げ終了観測が根強く、終盤にかけて金利が再び低下したことに連れ、上げ幅を拡大。金利先高観の後退でハイテクが買われ相場を一段と押し上げ終了した。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比305円高の32885円。本日の日経平均は買いが先行。指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する格好となっている。
東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ルネサス<6723>、任天堂<7974>、ディスコ<6146>、アドバンテ<6857>、ファーストリテ<9983>などが上昇している一方、ニトリHD<9843>、リクルートHD<6098>などが下落。業種別では、倉庫運輸、その他製品、精密機器などが上昇率上位で推移している。
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