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市況・概要 2025/02/17 16:35 一覧へ

日経VI:低下、売り買い交錯も警戒感は緩和

*16:35JST 日経VI:低下、売り買い交錯も警戒感は緩和 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比-0.58(下落率2.74%)の20.53と低下した。なお、高値は21.10、安値は20.44。先週末の米株式市場で主要株価指数がまちまちで終了する中、東京市場は売り買いが交錯し、もみ合う展開となった。今後、米国に輸入される自動車・半導体及び医薬品などへの関税措置が表明される見通しのため投資家心理の重石になっている一方で、日本の長期金利の指標となる10年物国債利回りは上昇基調にあり一部の銘柄には追い風となっていた。ほか、決算発表を受けて個別株物色が旺盛となっており、全体的にボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退した。日経VIは終日、先週末の水準を下回って値を付けた。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。
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