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銘柄/投資戦略 2025/08/18 19:48 一覧へ

True Data---1Q増収、主力サービスの販売体制強化および大手小売業向けリテールDX案件が順調に進捗

*19:48JST True Data---1Q増収、主力サービスの販売体制強化および大手小売業向けリテールDX案件が順調に進捗 True Data<4416>は14日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)決算を発表した。売上高が前年同期比7.9%増の4.10億円、営業利益が同50.5%減の0.11億円、経常利益が同30.2%減の0.15億円、四半期純利益が同53.5%減の0.08億円となった。

当第1四半期においては、中期的な成長の土台を確保するために、消費財メーカー向け主力サービスである「イーグルアイ」の販路拡大に注力するとともに、小売業向けサービスである「ショッピングスキャン」に関しても、提携先も含めた販売体制を強化し新規取引先開拓のための取り組みを進めた。さらに、前期に受注した大手小売業向けリテールDX開発案件の分割計上により売上高を押し上げた。これらの主力サービスは、クラウド上のサービス提供に対して月次課金型の使用料を受け取るビジネスモデルであり、ベースとなるストック型の安定的な収益を確保できるものとなっている。
サービスの拡充や販路の拡大にも取り組んだ。具体的には、消費財メーカー向けにアルフレッサ ヘルスケアの購買データ分析クラウドサービス「Ms-POS(エムズ・ポス)」の開発及び市場データの提供を開始した。広告領域では、博報堂、DearOneと共同で、リテールデータ、リテールメディア、リテールアプリの統合により顧客体験を向上する「Dual CX Loop for Retail」の提供を開始した。加えて、顧客の生産性向上のため日販テクシードと間接材コスト適正化支援サービスの提供におけるパートナー連携契約を締結し、新たな事業領域でのサービス開発、販路開拓を推進した。

2026年3月期通期の業績予想については、売上高は前期比28.7%増の20.00億円、営業利益は同231.1%増の1.60億円、経常利益は同230.2%増の1.62億円、当期純利益は同882.4%増の1.29億円とする期初計画を据え置いている。

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