日経平均は小幅高、売り優勢も大引けにかけてプラス圏に浮上
*16:07JST 日経平均は小幅高、売り優勢も大引けにかけてプラス圏に浮上
前日9日の米国株式市場は続落。対イラン紛争激化を受けた原油高を嫌気し、寄り付き後、下落。財務省は国債買戻し3倍増額を発表も規模が期待に満たず長期金利が上昇、原油高によるインフレ懸念も再燃し、相場は終日軟調に推移した。米株式市場の動向を横目に、10日の日経平均は374.25円安の64768.53円と続落して取引を開始した。米長期金利の上昇と原油高によるインフレ懸念の再燃を受け、寄り付きから幅広く売りが先行した。その後も戻りは鈍く、指数は下げ幅を拡大。前日に大きく買われた銘柄には反動売りが出た一方、金利上昇を背景に銀行や証券など金融関連には買いが入り、下値を支えた。後場からはじりじりと下げ幅を縮小する展開となり、節目の65,000円まで回復すると、大引けにかけてプラス圏に浮上した。台湾積体電路製造(TSMC)の8月月次売上高の好調などが投資家心理を改善させ、日経平均先物への買いにつながったようだ。
大引けの日経平均は前営業日比128.17円高の65,270.95円となった。東証プライム市場の売買高21億6,817万株、売買代金は8兆3,803億円だった。業種別では、証券・商品先物取引業、サービス業、銀行業などが上昇した一方で、非鉄金属、その他製品、建設業などが下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は46.5%、対して値下がり銘柄は50.3%となっている。
個別では、アドバンテ<6857>、リクルートHD<6098>、村田製<6981>、キオクシアHD<285A>、TDK<6762>、京セラ<6971>、太陽誘電<6976>、レーザーテク<6920>、KDDI<9433>、信越化<4063>、ベイカレント<6532>、東京海上<8766>、トヨタ<7203>、パナHD<6752>、日東電<6988>などの銘柄が上昇。
一方、東エレク<8035>、フジクラ<5803>、イビデン<4062>、バンナムHD<7832>、任天堂<7974>、コナミG<9766>、住友電<5802>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、豊田通商<8015>、良品計画<7453>、大塚HD<4578>、中外薬<4519>、住友不<8830>、三菱商<8058>などの銘柄が下落。
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