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市況・概要 2026/04/10 08:26 一覧へ

ファーストリテイリングが日経平均株価を支える

*08:26JST ファーストリテイリングが日経平均株価を支える  10日の日本株市場は、買い一巡後は次第に膠着感が強まりそうだ。9日の米国市場は、NYダウが275ドル高、ナスダックは187ポイント高だった。米国とイランが即時停戦に合意したが、懐疑的な見方から売りが先行した。ただし、イスラエルとレバノンが直接交渉で合意したとの報道を受けて買い戻しが入っている。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比380円高の56690円。円相場は1ドル=159円00銭台で推移。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形で、やや買いが先行して始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで55760円まで売られる場面もみられたが、米国市場の取引開始後に切り返しており、一時56860円まで買われ、56700円で終えている。11日に米国とイランによる直接交渉を控えていることで持ち高調整の動きが入りやすいものの、リバランスの流れから低迷していた銘柄には買い戻しが入りやすいだろう。

 また、米国ではナスダック指数が7日続伸、SOX指数は連日で最高値を更新するなか、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への資金流入が期待されそうである。さらに、昨夕、ファーストリテ<9983>は2026年8月期業績予想の修正を発表。営業利益を6500億円から7000億円に上方修正した。ADRでは3%近く上昇していることで、日経平均株価を下支えすることが期待される。ただ、インデックスに絡んだ商いが中心になりそうであり、物色の広がりは期待しにくい。

 そのほか、イラン情勢を巡る報道に振らされやすい状況であるため、これを受けた原油先物価格や為替動向にらみになりそうだ。もっとも、短期的な売買が中心になりやすく、大きく売られる場面では、その後の買い戻しを狙った押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。個別に材料の出ている銘柄には短期資金が入りやすく、昨夕決算を発表したところで、ファーストリテイリングのほか、吉野家HD<9861>、7&iHD<3382>、ワキタ<8125>、オンワードHD<8016>、アズ企画設計<3490>、トレファク<3093>、ローツェ<6323>、ランド<8918>が注目される。
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