東証グロ-ス指数は続伸、相対的にグロース市場の強さ目立つ
*16:41JST 東証グロ-ス指数は続伸、相対的にグロース市場の強さ目立つ
東証グロース市場指数 902.97 +19.53/出来高 1億4249万株/売買代金 1784億円東証グロース市場250指数(旧東証マザーズ指数) 710.52 +16.15/出来高 1億909万株/売買代金 1594億円
本日のグロース市場では、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数(旧東証マザーズ指数)はそろって続伸。値上がり銘柄数は405、値下がり銘柄数は114、変わらずは28。
17日の米国市場でダウ平均は1.81ドル高の34947.28ドル、ナスダックは11.81ポイント高の14125.48で取引を終了。住宅着工件数が予想を上回りソフトランディング期待が下支えとなり、まちまちで寄り付いた。連邦準備制度理事会(FRB)の高官がインタビューで引き続き追加利上げの選択肢も除外しない慎重な姿勢を再表明し、一時下落に転じた。しかし、市場の利上げ終了観測も根強く、金利が安定したため終日底堅く推移。終盤にかけて、主要株式指数はかろうじてプラス圏を回復し終了した。こうした米株市場の動きを横目に、本日の東証グロ-ス指数は続伸した。グロース市場の時価総額上位銘柄中心に構成される東証グロース市場Core指数は前週末
終値水準からスタート。しかし、寄り付き後即座に上げ幅を広げる展開に。後場の前半には、日経平均につられる形でやや崩れる場面も見られたが、持ち直して堅調に推移した。なお、東証グロース市場250指数は2.33%高、東証グロース市場Core指数は2.27%高。
個別では、四国電力<9507>と共同開発したAIを活用した電力需給計画立案システム
「ReNom Power」の導入効果について発表したグリッド<5582>が19.19%高で値上がり率トップに。自主回収に伴う損失が判明しあく抜け感が台頭したベースフード<2936>、一部メディアが「顧客からの預かり資産を現在の約9500億円から10年後に20兆円に大幅に増やす構想を明らかにした」と報じたことが材料視されたウェルスナビ<
7342>などが急伸。売買代金上位銘柄では、GNI<2160>やカバー<5253>などが堅調に推移、その他値上がり率上位には、アーキテクツSJ<6085>、ペルセウス<4882>などが顔を出した。
一方、DELTA-P<4598>が9.03%安で値下がり率トップに。売買代金上位銘柄では、INFORICH<9338>、弁護士ドットコム<6027>などが軟調に推移、その他値下がり率上位には、BCC<7376>、アクアライン<6173>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5582|グリッド | 2466| 397| 19.19|
2| 6085|アキテクツSJ | 551| 80| 16.99|
3| 2936|ベースフード | 560| 80| 16.67|
4| 4882|ペルセウス | 749| 100| 15.41|
5| 9553|マイクロアド | 755| 85| 12.69|
6| 5704|JMC | 1298| 146| 12.67|
7| 4937|Waqoo | 1946| 216| 12.49|
8| 6573|アジャイル | 490| 51| 11.62|
9| 7063|バードマン | 818| 84| 11.44|
10| 2998|クリアル | 3395| 345| 11.31|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4598|DELTA-P | 1088| -108| -9.03|
2| 7376|BCC | 1813| -159| -8.06|
3| 9338|INFORICH | 4880| -330| -6.33|
4| 6173|アクアライン | 666| -34| -4.86|
5| 9522|リニューアブルJ | 762| -35| -4.39|
6| 2983|アールプランナー | 739| -33| -4.27|
7| 4570|免疫生物研究所 | 561| -21| -3.61|
8| 5527|propetec | 1292| -48| -3.58|
9| 4069|BlueMeme | 1447| -51| -3.40|
10| 4387|ZUU | 599| -19| -3.07|
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