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銘柄/投資戦略 2025/09/29 08:25 一覧へ

米国株高などを映して買い先行スタートか

*08:25JST 米国株高などを映して買い先行スタートか [本日の想定レンジ]
26日のNYダウは299.97ドル高の46247.29ドル、ナスダック総合指数は99.37pt高の22484.07pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比80円高の45130円だった。本日は26日の米国株の上昇を映して買いが先行して始まることが予想される。26年3月期の9月中間配当落ち日で、落ち分は約300円程度と試算されている。26日は米ハイテク株の下落の影響から売られた後、いったんは配当権利取りなどでプラス転換したものの、指数寄与度の高い値がさハイテク株が再び売られ、安値引けとなり、下値抵抗帯とみられていた5日移動平均線(45455円)を下回った。ローソク足は陰の大引け坊主を形成し、足元での売り圧力を窺わせた。ただ、5日線自体は上昇基調が続いているほか、25日線(43716円)も上向いており、過度な下押し懸念は少ないと思われるが、早期に5日線水準を回復してくるかが注目されよう。26日の米国市場では、8月の米個人消費支出(PCE)物価指数が市場予想と一致する結果となり、年内の追加利下げ期待を継続することにつながった。今週は米国で雇用関連指標の発表が相次ぐため、米国では雇用不安がくすぶっているだけに、週を通じて様子見姿勢が強まるかもしれない。また、週末の10月4日には、自民党総裁選の投開票が実施される。総裁選を前に持ち高調整の動きが活発になることも予想されよう。上値のめどは、心理的な節目の46000円や46500円、下値のめどは、心理的な節目の45000円や44500円などが挙げられる。

[予想レンジ]
上限45500円-下限45000円 <SK>

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