東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。前日7日の米国市場のダウ平均は178.20ドル安の42,528.36ドル、ナスダックは375.30pt安の19,489.68ptで取引を終了した。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、寄り付き後、上昇。その後、同社株が下落に転じ相場の重しとなったほか、JOLT求人件数やISM非製造業景況指数が予想を上回ったため利下げペース鈍化観測に長期金利上昇に連れ、下落に転じた。相場は終日軟調に推移し、終盤にかけ下げ幅を拡大し終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を想定する。米国株安や金利高を受けて、夜間取引で25日移動平均線を割り込んでおり、朝方は軟調なスタートとなりそうだ。グロース市場固有の悪材料は観測されないものの、今晩米国で12月のADP全米雇用報告や連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨などの発表を控えており、積極的な買いは見送られる公算が大きい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比7pt安の622ptで終えている。上値のメドは630pt、下値のメドは610ptとする。
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