【市場反応】米2月コアCPIは21年来の低い伸び、ドル売り
*21:59JST 【市場反応】米2月コアCPIは21年来の低い伸び、ドル売り
米国労働当局が発表した2月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.2%と、1月+0.5%から伸びが予想以上に鈍化し、昨年10月来で最低となった。前年比では+2.8%と、1月+3.0%から予想以上に鈍化し昨年11月来で最低。家賃は上昇もガソリン価格が下落した。また、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している燃料や食品を除いたコアCPIは前月比+0.2%と、1月+0.4%から伸びが予想以上に鈍化した。前年比でも+3.1%と、1月+3.3%から予想以上に鈍化し、21年4月来で最低。
米国債相場は発表直後、反発もその後、関税懸念に再び売られた。2年債利回りは3.98%から3.9%まで低下後、3.91%まで戻した。ドルは伸び悩み。ドル・円は148円91銭から148円20銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0879ドルから1.0930ドルまで上昇。ポンド・ドルは1.2950ドルから1.2988ドルまで上昇した。
【経済指標】
・米・2月消費者物価指数:前年比+2.8%(予想:+2.9%、1月:+3.0%)
・米・2月消費者物価コア指数:前年比+3.1%(予想:+3.2%、1月:+3.3%)
・米・2月消費者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、1月:+0.5%)
・米・2月消費者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、1月:+0.4%)
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