英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英中銀の政策金利が手掛かり材料に
*13:44JST 英ポンド週間見通し:伸び悩みか、英中銀の政策金利が手掛かり材料に
■弱含み、英中銀による利下げを警戒
今週のポンド・円は弱含み。英国の財政問題や英中央銀行による利下げ観測を背景にユーロ、米ドルに対するポンド売りが優勢となった。日本銀行による金利据え置きを受けて米ドル・円相場は円安方向に振れたものの、ポンド売り・米ドル買いは継続し、この影響でポンド・円相場は圧迫された。取引レンジ:200円57銭-204円24銭。
■伸び悩みか、英中銀の政策金利が手掛かり材料に
来週のポンド・円は伸び悩みか。英中央銀行は11月6日に政策金利を発表する。4.00%で据え置きとなる見込みだが、国内雇用情勢のすみやかな改善は期待されていないため、利下げが決まる可能性は残されている。日本の通貨当局が円安進行を懸念していることも多少意識されそうだ。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・6日:英中央銀行政策金利発表(現行:4.00%)
予想レンジ:200円00銭-204円00銭
<FA>