米テック株安を背景に売り継続か
*08:25JST 米テック株安を背景に売り継続か
[本日の想定レンジ]
29日のNYダウは1152.46ドル安の51594.86ドル、ナスダック総合指数は433.97pt安の
24442.94pt、シカゴ日経225先物は大阪日中比1130円安の61320円だった。本日は、中東での軍事攻撃の再開懸念を受けた原油高や、米国市場で半導体・人工知能(AI)関連株売りが継続していることが投資家心理を圧迫しそうで売り先行で始まることが想定される。29日の東京市場は、韓国総合株価指数(KOSPI)の動きに連動する展開となるなか、人工知能(AI)株中心に売りが継続し、日経平均は続落。約2カ月ぶりに62000円台を割り込んで終了した。ローソク足は、4本連続の陰線となり、高値、安値、終値を順に切り下げる黒三兵の示現により、強い売り圧力を確認する形となった。29日の米国市場は、トランプ米大統領が同日、「イランを激しく攻撃する」と述べたことで、中東リスクが警戒され、原油価格が6%超上昇し、リスク回避の動きが強まったほか、決算を発表した半導体製造装置メーカーのKLAが10%超急落するなどAI関連株への売りも続き、主要株価指数はそろって下落。SOX指数は5%安となった。ナイトセッションの日経225先物は一時心理的な節目の61000円台を下回るなど大幅に下落しており、本日の東京市場は引き続き半導体・AI関連株への売りが続くことが見込まれる。また、米国市場の取引終了後にメタ・プラットフォームズが決算を発表。売上高見通しがさえず、巨額のAI投資への懸念が強まり、株価は時間外で8%超下落している点は、投資マインドを悪化させる要因になるかもしれない。一方、連日の株価急落で急ピッチの下げの反動から押し目買いが入る場面もありそうなうえ、前日に2027年3月期の業績予想の上方修正したアドバンテス<6857>が時間外取引で上伸したため、AI関連株に見直し買いが入る可能性もある。しかし、本日午前には半導体メモリー大手の韓国サムスン電子が決算を発表する。韓国市場との連動性が高まっていることもあり、決算内容を受けたサムスン電子の株価動向を確認したいとの思惑もあり不安定な値動きが続きそうだ。上値めどは、7月17日の
安値の62704円や心理的な節目の63000円、5日移動平均線の63952円、心理的な節目の64000円。下値のめどは、心理的な節目の60000円や5月20日安値の59292円、心理的な節目の59000円、58000円などが挙げられる。
[予想レンジ]
上限62000円-下限60500円
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