日経平均は808円安、寄り後は下げ幅拡大
*09:06JST 日経平均は808円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は808円安(9時5分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。中でも、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数が2.15%下落、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が4.77%下落と、ダウ平均(0.84%下落)と比べ下落率が大きく、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価を抑える要因となった。また、国内長期金利上昇や日中関係悪化も引き続き警戒材料となった。一方、海外市場で米長期金利が低下したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日1300円近く上昇し、一昨日までの4日続落による下げ幅の3分の2戻しをクリアしたことから、短期調整は完了したとの見方もあったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。
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