コーユーレンティア---2Qは増収・2ケタ増収、通期予想の上方修正を発表
*14:41JST コーユーレンティア---2Qは増収・2ケタ増収、通期予想の上方修正を発表
コーユーレンティア<7081>は7日、2025年12月期第2四半期(25年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.5%増の175.61億円、営業利益が同34.4%増の15.57億円、経常利益が同34.4%増の15.73億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同36.8%増の8.76億円となった。
レンタル関連事業の売上高は99.68億円(前年同期比6.8%増)、セグメント利益は10.06億円(前年同期比24.9%増)となった。建設現場向け市場及びイベント向け市場での万博関連案件が売上高の増加に寄与したことに加え、販売費及び一般管理費の抑制が奏功し、営業利益は前年同期比を上回った。
スペースデザイン事業の売上高は32.93億円(前年同期比14.3%増)、セグメント利益は1.59億円(前年同期比59.5%増)となった。事業全体の利益面では、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)でのパビリオン関連売上に加え、イメージング(映像・音響業務)やモデルコーディネート等が大きく伸びたことで、前年同期比で増益となった。
物販事業の売上高は19.59億円(前年同期比6.1%減)、セグメント利益は1.67億円(前年同期比76.4%増)となった。事業全体の利益面では、虎ノ門再開発案件、官公庁等の大型案件が寄与し、前年同期比で増益となった。
ICT事業の売上高は23.40億円(前年同期比15.4%増)、セグメント利益は2.21億円(前年同期比40.5%増)となった。事業全体の利益面では、レンタル在庫の稼働の向上と工事案件の内製化の増加により、売上原価の抑制が図られ、売上総利益が前年同期比で大幅に増加した結果、増益となった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比3.9%増(前回予想比1.5%増)の331.00億円、営業利益が同15.3%増(同9.1%増)の24.00億円、経常利益が同12.5%増(同9.1%増)の24.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.2%減(同7.1%増)の15.00億円としている。
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