後場の日経平均は37円安スタート、INPEXやKDDIなどが下落
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;45006.02;-37.73TOPIX;3134.73;+3.16
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比37.73円安の45006.02円と、前引け(45023.48円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は45010円-45110円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=148.60-70円と午前9時頃とほぼ水準。アジア市況は上海総合指数がプラス圏で推移し0.4%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝高の後に下げに転じ0.1%ほど下落している。後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。今週は米国で、JOLTS求人件数、ADP雇用統計、新規失業保険申請件数、雇用統計など雇用・労働関連指標の発表が多く、米国の継続利下げを占う上でこれらの指標を確認したいとする―ムードもあり、積極的な買いは限定的のようだ。一方、日経平均は昨日までの続落で700円あまり下落していることに加え、前場は下値で押し目買いも見られたことから、株価の下値は堅いとの見方が広がっているもよう。
セクターでは、鉱業、海運業、石油石炭製品が下落率上位となっている一方、保険業、医薬品、銀行業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、INPEX<1605>、川崎船<9107>、郵船<9101>、古河電工<5801>、ソニーFH<8729>、ホンダ<7267>、KDDI<9433>、商船三井<9104>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテスト<6857>が下落。一方、キオクシアHD<285A>、荏原製<6361>、住友ファーマ<
4506>、オリオンビール<409A>、IHI<7013>、ベイカレント<6532>、SMC<6273>、ソシオネクスト<6526>、ニデック<6594>、JX金属<5016>が上昇している。
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