東証グロース市場250指数先物見通し:下げ止まりか
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:下げ止まりか
本日の東証グロース市場250指数先物は、下げ止まりを予想する。前日1日のダウ平均は43.21ドル高の46441.10ドル、ナスダックは95.15pt高の22755.16ptで取引を終了した。政府機関の閉鎖や民間のADP雇用統計で9月の雇用者数が予想外に減少したため景気減速懸念に、寄り付き後、下落。その後、安値から利下げ期待を受けた買いが強まったことに加え、医薬品セクターがけん引し相場は上昇に転じた。終盤にかけ、上げ幅を拡大。ダウは連日過去最高値を更新し、終了した。上昇した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は下げ止まりを予想する。このところグロース市場不人気商状が続いており、本日もロスカットなどによる連鎖的な売りが警戒される。一方、日足のRSIやストキャスティクス、サイコロジカルラインは「売られ過ぎ」を示唆しており、昨日の出来高増加も勘案すると、短期的な売りが一巡した可能性もありそうだ。連日のように朝高後、失速する動きが続いているため、この流れが変わるのか注目したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の711ptで終えている。上値のメドは720pt、下値のメドは700ptとする。
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