日経平均は13円高でスタート、東京海上や川崎重などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;39187.99;+13.74TOPIX;2770.78;+3.88
[寄り付き概況]
18日の日経平均は13.74円高の39187.99円と続伸して取引を開始した。前日17日の米株式市場はプレジデントデーの祝日で休場。欧州主要市場は、英FTSETM100が0.41%高、独DAXが1.26%高、仏CAC40が0.13%高。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場が休場で手掛かり材料に乏しい中、欧州株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、日経平均は昨日段階で39080円台に位置する25日移動平均線や、39040円強に位置する75日線が下値支持線となり、ここからの下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、米トランプ政権の通商政策や円相場への警戒感が継続し、輸出株などの株価の重しとなった。また、主要企業の決算発表が先週で一巡したことから、やや手掛かり材料不足との指摘もあったが、寄付き段階では買いが優勢だった。
セクター別では、銀行業、保険業、機械、石油石炭製品、電気・ガス業などが値上がり率上位、ガラス土石製品、その他金融業、ゴム製品、金属製品、海運業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、東京海上<8766>、川崎重<7012>、KOKUSAI<6525>、古河電工<5801>、三菱重<7011>、キオクシアHD<285A>、りそなHD<8308>、アドバンテスト<6857>、IHI<7013>、パナHD<6752>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ディスコ<6146>、SMC<6273>などが上昇。他方、楽天グループ<4755>、フジHD<4676>、TDK<6762>、ブリヂストン<5108>、アシックス<7936>、信越化<4063>、DeNA<2432>、ソフトバンクG<9984>、7&iHD<3382>、JT<2914>、日立
<6501>などが下落している。
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