3月6日のNY為替概況
*05:00JST 3月6日のNY為替概況
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円32銭まで下落した後、148円32銭まで反発し、引けた。
米国の1月貿易赤字が過去最大規模に拡大し、景気を抑制するとの懸念にドル売りが加速。日本の追加利上げ観測や、米国関税への不透明感にリスク回避の円買いも強まった。その後、米商務長官がメキシコ、カナダ関税で自動車以外でも免除される可能性に言及、さらに、トランプ大統領がメキシコ大統領と、免除拡大で合意を明らかにすると、反発した。
ユーロ・ドルは1.0853ドルまで上昇後、1.0766ドルまで反落し、引けた。欧州中央銀行(ECB)は理事会で市場の予想通り0.25%の利下げを決定したが、緩和サイクル終了に近づいた可能性を示唆したためユーロ買いが加速。
ユーロ・円は160円70銭まで上昇後、159円13銭まで反落。
ポンド・ドルは1.2920ドルまで上昇後、1.2877ドルまで反落。
ドル・スイスは0.8870フランから0.8826フランまで下落した。
【経済指標】
・米・先週分新規失業保険申請件数(3/1):22.1万件(予想:23.3万件、前回:24.2万件)
・米・失業保険継続受給者数(2/22):189.7万人(予想:187.4万人、前回:185.5万人←186.2万人)
・米・10-12月期非農業部門労働生産性確定値:前期比年率+1.5%(予想:+1.2%、速報値:+1.2%)
・米・10-12月単位労働コスト確定値:前期比年率+2.2%(予想:+3.0%、速報値:+3.0%)
・米・1月貿易収支:-1314億ドル(予想:-1288億ドル、12月:-981億ドル←-984億ドル)
・米・1月卸売在庫確定値:前月比+0.8%(予想:+0.7%、速報値:+0.7%)
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